どうも!コスプレイヤー兼メイクアップアーティストの綴喜明日香です。
私はプロのメイクアップアーティストとして、プロの視点からコスプレイヤーさんへのメイクレッスンや、撮影当日のメイクをしております。
お陰様で独立して2年を迎え、多数の個人・企業のお客様からご依頼を頂いて活動しています。
今回は、そんな私のざっくりプロフィールを公開していきます。
「レッスンとか気になるけど、この人どんな人なの??」
そう思っている方はぜひ!覗いていってください!
略歴
生まれも育ちも千葉県産。立派な落花生になりました。
小中高と地元の学校を出て、一年間浪人し、私立大学へ。
フランス語の文化を研究し、卒業後、中小の広告企業に営業で就職。
心のバランスを崩して退職し、メイクアップについて学習しつつ独立。
現在はコスプレメイクアップアーティストとして活動しています。
「優等生」な小中時代
思い返せば幼少時代からいわゆる「優等生」でした。
両親共働きだったので、3つはなれた弟の面倒はいつも見ていましたし、小学校の成績は上位。
体育もマラソン大会で入賞を果たす成績。
音楽や美術も入賞を重ねるような、自分で言うのもなんですが、結構な天才児だったのではないでしょうか。
だからといって友達がいないわけではなく、誰とも仲良くしていました。
中学校は地元でも有名な吹奏楽のエリート学校。
トロンボーンで入部し、最終的には3回も全国大会の舞台に立たせていただきました。
当時は執行部にも所属していて、金管楽器メンバーのとりまとめというか、仲裁役をよくやっていました。
始めの挫折
初めての大きな挫折は、高校時代のことでした。
無事に第一志望の学校に合格し、合唱部に入部。
もともと歌が大好きだったこともあり、音大への進学を希望したのです。
レッスンに通い、音楽の学問的なところも学び、いざ音楽大学の模擬試験へ。
そこで思い知ったのです。
まるでウォールマリア(進撃の巨人)のような高い壁が立ちはだかっていることに…。
私は歌が歌えました。人並み以上に。模擬試験を受けたどの生徒よりも歌えたんです。
でも「ああ、だめだ」と感じてしまったんです。
私ではオペラ歌手にはなれない。
きっと、いつまでも小さな小さな舞台で、才能のなさを嘆きながら歌い続ける…。
そんな未来が見えてしまって。
泣きながら応援してくれた両親に頭を下げ、一年間の猶予をもらい、大学浪人を決めました。
目指したのは普通の4年制大学。
何がやりたいかという目的はもはや消え、あとはこれ以上親に失望されないようになるべくいい大学を狙うことにして勉強しました。
コスプレデビュー
何とか第一志望だった有名私立大学に入学。
希望の学部とはいかないまでも、自分の理想通りの場所にたどり着けた安心感がありました。
そんなとき、幼馴染たちに誘ってもらったのがコスプレでした。
オリジナル設定をみんなで考え、今は無き笹塚スタジオというシェアスタジオにいき、みんなでわいわい撮影を楽しむ…。
今思い出してみても、ディズニーランドより楽しかった!!!
私自身はかなりディズニー大好き人間と自負しているのですが、それよりも上があるなんてしりませんでした。
そこからどんどんコスプレの魅力にとりつかれていきました…。
適応障害というハードル
さて、コスプレ三昧の大学時代もいよいよ終盤。
無事に4年生に進級した私は、就職活動にいそしんでいました。
しかし、そのタイミングで実は父方の祖母に脳腫瘍が発覚。
年齢が年齢のため手術は難しく、私たち家族は介護生活を送ることになりました。
祖母の余命宣告を受けて私が思ったことはただ一つ。
「早く就職先を決めて、おばあちゃんを安心させてあげないと!」
今、かつての私に言葉を掛けるのならば、「とにかく焦るな」と言いたい…。
祖母には就職が決まったと報告はできましたが、そこはなかなかにハードな職場でした。
私は相当に追い込まれ、ついにはお医者様に「適応障害」という診断を下されたのです。
メンタルの病気とは、非常に厄介なものでした。
「死にたい」「消えたい」というような感情。
身体が動かない。
頭がぼーっとして仕事が手につかない。
症状は多岐にわたりました。
結局半年間の休職をへて退職。
当時、私が書いたブログがこちらです。
今読んでもかなりの追い込まれ方にめまいがします。
父と母、そして弟に申し訳ないという気持ちでいっぱいになりながらも、先生と一緒にお薬を服薬しつつ、徐々に乗り越えていきました。
やりたいことの見つけ方
「結局私は何ができるんだろう」
「なにがしたいんだろう」
この二つは、会社にいる時からずっと考えていました。
そのヒントは、この二つの本にありました。
一つ目は、ブロガーのあんちゃさんという方が書いた、『アソビくるう人生をきみに。』
会社員時代に読んだのですが、ものすごく衝撃を受けました
そこでブログを始めたのです。
「好きなことを仕事にしたい」
そのためのノウハウがここにありました。
昔書いた感想がこちら。
二つ目は、『コンプレックス・エイジ』。
こちらはコミックスで、何と主人公がコスプレイヤー。
だからこそ主人公と自分の姿が被って、ものすごく共感し、自分の生き方の指針が見えたのです。
私はなにがしたいのか。
コスプレの何が好きなのか。
結果、たどり着いたのがメイクでした。
ちなみに『コンプレックス・エイジ』の感想はこちら。
コスプレメイクアップアーティストとは
「ないものは作ればいいじゃない!」精神で作りました。
コスプレを専門にするメイクアップアーティストのことを言います。
今のところ日本でただ一人、私だけです。ちょっと寂しいです。
現在はReMakeYouというサークルを立ち上げ、そちらで活動しています。
内容としては、コスプレイヤーさん向けのメイクレッスン、撮影当日のメイクアップを中心に行っております。
もちろん企業さんからのご依頼も受け付けております。
将来の夢
ワンストップでコスプレ体験ができるスタジオをつくること。
そこにいけば衣装もウィッグもある。
プロのメイクが受けられて、撮影もできる。
そんな空間を作ることが夢です。
もちろん、もっと細かく構想は練っているのですが、今の段階では内緒。
そのうちもっといいお知らせができるようになるはずなので、頑張っていきます。
以上が私のプロフィールになります。
もっと詳しく知りたい方は、私のTwitterを見ていただければと思います。
かなり日常的にツイートしているので、参考になる情報もたくさんありますよ!!
ぜひぜひ今後ともよろしくお願いいたします。