どうも!コスプレイヤー兼メイクアップアーティストの綴喜明日香です!
みなさん、いつも衣装ってどうしてます??
「業者で買ってる!」
「安い服買って改造してる!」
などなど色々な方法があると思います。
そんな中、一部の猛者がやっているのが、自作!!!
かく言う私も、たまに自作する派です。
今回は、
「自作興味あるけどやったことないわー」
「自作やりたいんだけど、最早どこから手を出せばいいのかわからん!」
という方向けに、素人が0から始める衣装自作について、とってもわかりやすく解説していきます。
こんな人は自作チャレンジすべし!
まずは、どんな人が自作に向いているのか簡単にお話したいと思います。
やりたい衣装が売っていない人
これはもう、「自作せざるを得ない」パターンです。
作らないとないんです。
「無いものは作ればいいじゃない!!!」というコスプレイヤーの格言。誰が言い出したんだろうこれ。
業者やサークルに依頼すれば作ってくれるのですが、通常衣装を購入するよりも桁が増えてきます。
だからといって、「衣装がないから○○のコスは諦めよう…」なんて思ってほしくないのです。
お裁縫が好きな人
キャラクターグッズを自作したり、昨今の情勢の中でせっせこマスクを作ったりしていたそこのあなた。
また、普段からボタン付けをしたり、「ズボンの裾上げくらいなら~」とお裁縫に手を出したそこのあなたも。
服作り、すぐにできちゃいますよ!!
始めはちょっとの興味で大丈夫。
お裁縫というものに抵抗がない時点で服作りに向いています。
特に「ミシンとかちょちょっと使ったことあるな〜」って方はめちゃめちゃ向いてます!!
すぐ作れるようになりますよ!!
工作が好きな人
「ものづくりが好き!」
そんなあなたは、いずれにせよいつかは衣装制作に手を出すでしょう。これは予言です。
なぜなら、後述しますが、ものづくりも衣装づくりも工程は結局同じなのです。
物を作ることに達成感を見出すことができるあなたなら、衣装も余裕で作れるようになるでしょう。
「ミシンなんて中学校以来だわ……」と思っていてもどうにかなる。
私もそんな感じでしたがどうにかなりました!
自作するならまずはここから
設計図をつくる
まずは衣装の設計から考えましょう。
私が本格的に手を出したのは、某刀擬人化の大きい狐……(わかる人にはわかる)
作りが分かりにくい代物でした。
まずはどういう作りをしているのかを解明するとあとから簡単です!
解明の仕方は後日、独学のものをご紹介致します。
型紙を探す
設計図ができたら、それを形にするための土台を作ります。
布をいきなり切っていっても、とても素人では形を作ることができません。
そのため、型紙というものに沿って布を切り、縫っていきます。
事前に作った設計図に沿って、和服なら和服、ジャケットならジャケット、ズボンならズボンの型紙を用意します。
型紙は専用の本でも手に入れることはできますが、今は簡単にインターネット上で手に入れることができます!
初心者さんにオススメのサイトはこちら。
こちらのサイトさんの型紙は有料のものが多いですが、初心者でも簡単に作れるようにわかりやすくできています。
さらに、作り方も動画で載っているので、「裏地ってなに?」「中表ってどういう意味?」という人でもすぐに取り掛かれます!
ちなみに私はそんな状態からのスタートでした…今ではガンガン作っております!
また、「ちょっと家庭科でやった覚えがある!」という方は、無料で型紙をダウンロードできるこちらのサイトさんをご参照ください。
なんといっても無料!
しかも簡単な型紙が揃っています!
初心者の方も、ある程度慣れてきたらこちらでのダウンロードをおすすめします。
道具を揃える
なぜ型紙のあとにこの工程を持ってきたかというと、型紙を作った後でないと必要な道具が把握できないからです…。
基本的な道具リストは以下になります。
- 縫い針
- まち針
- ミシン
- ミシン糸
- 糸切りばさみ
- 裁ちばさみ
- 布
- アイロン
- アイロン台
その他、あると便利なのが以下。
- 裁縫上手(布用ボンド)
- グルーガン
- 安全ピン
- トルソー(マネキンのような土台)
基本的には、小学校の頃に学校で購入したお裁縫セットが残っていれば細かい道具はクリアです。
糸と布に関しては、使用する布の種類や色によって変わってくるので、大抵はその都度揃えます。
ミシンはなくても最悪手縫いで行けます。が、相当大変ですので、ご購入をおすすめします。
使い方や布・糸の選び方に関しては後日、別記事にまとめていきます!
レベルアップをはかるには
「ある程度できるようになったけど、もっとクオリティを上げたい…」
そう思った方は、ぜひ時間とお金に余裕を持ってください!
作ってみると分かると思うのですが、スケジュールがギリギリだったり、予算に余裕がなかったりすると、どうしても妥協した部分が出てきてしまいます…。
そうするとせっかくの自作なのに、「あれ、買った方がクオリティ高いかも…?」なんて思ってしまうことも…。
そうならないように、まずはスケジュール管理と予算感をもつことを徹底しましょう!
そうすれば、衣装に重厚感を持たせるために裏地をつける余裕も出てきますし、端々をきちっと整えるために接着心をつける時間もとれます。
「時間がないからグルーガンで特攻しよう!」も悪くはないのですが、クオリティを求めるならば、なるべく控えましょう。
まとめ
- やりたい衣装が売ってない、お裁縫や工作が好き、という人に自作衣装は向いている
- 設計図を考え、型紙を用意してから道具をそろえる
- レベルアップをするには、時間とお金に余裕をもつ
衣装自作というとハードルが高く感じられるかもしれませんが、意外とそうでもないです。
なんといったって私ができているので!
中学校までのお裁縫スキルでも、ガンガン作っているうちにだんだんと上達していきます。
ぜひ一度、ご自分のイメージする「最強の衣装」を自作してみては??
わからないことがあればお気軽にご連絡ください。
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